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塾長ブログ
忘却曲線
忘却曲線というのをご存知でしょうか。
人間は、今学んだことの50%を30分後に忘れている場合が大半ということです。
そして、1週間後には実に8・9割を忘れるといわれています。(個人差はあるでしょう)
職業柄、子供たちに新しいことを覚えさせることが多いのですが、上記のことは
よく当てはまるなと実感します。
では、忘れないためにはどうすればよいのか?
これは「1・3・7・1・3」の法則を使うと効率的です。
上記の数字は、復習する間隔を意味します。
つまり、1日後、3日後、7日後、1か月後、3か月後
というサイクルで復習することにより記憶の定着が強化されます。
ただ、どんどん新しい分野がでてくるとそれを理解しようとして
前の復習を忘れます。しかも人間は新しいものの方に興味を持つ。
新しい方のものに自動的に興味を持ってしまうのは「潜在意識」が強い。
言い換えると、精神的に発達していない。理性が主導権を握っていないという証拠です。
もちろん、新しいものも吸収していかなければならないのが現状ですが、
その前に、前に学んだことを復習する方が10倍大切。ここは「顕在意識」を働かせて、
前の復習を「1・3・7・1・3」の法則に合わせて学習していくと倍する効果を得られる
ことだと思います。
塾に通う子で、週2回通っている子もいれば週1回の子もいます。
特に週1回のみ受講している子には上記の復習方法をおススメします。
ちなみに、英単語はそのまま暗記するのは効率があまり良くありません。
人は「英単語→暗記」ではなかなか覚えられません。
「英単語→イメージ(意味づけ)→暗記」という流れをとると圧倒的に
覚えやすくなります。そういう単語から覚えていった方が効率が良いですね。
特に高校生はそういう覚え方の方が良いと思います。覚える量が膨大ですし。
そのために、漢字の部首にあたる「語源・接頭辞・接尾辞」などから
学習する方法もあります。
「人はその人の頭に入れた情報の質で決まる。」
世の中には、効率的に物事を運べる方法が必ずあります。
知っているか、知らないかだけで天と地の差が生まれる場合もあります。
受験・資格・就職・ビジネスの分野においてもノウハウを書いてある本や
情報は溢れかえっていますが、その中から最適・最良の方法を選択し、
自分のステップアップにつなげていくことが求められます。
「選択は力なり」